FTが2007年のMBAランキングを発表した。ご存知の通り、ランキングにはミーハー心をくすぐる以上の価値はあまり無い。とはいいよう、人の子なので楽しみは楽しみ。
各種メディアが出すMBAランキングは、大きくバラけることは良く知られているところ。評点時の各要素の比重が、大きく異なることが理由。その比重は必ずしも納得しがたいものも多い。結果として、肌感覚とランキングのそれが大きく乖離することが良くある。FTのそれも同じ(例えば入学前後の給料のUP幅の配分が20%ある。平均年齢31歳の学校と27歳の学校をこの尺度で比較することは有効だろうか?)。 なので、FT自身が発表するランキング自体はあまり面白くないのだが、FTが公平にもランキングオブランキングなるものを発表していて面白いので、ご紹介する。つまり、色々なメディアが発表しているランキングを更に平均したら、どういうランキングになるか、と言うもの。まあ、それが必ずしも公平かどうかと言えば、?ではあるが、どれか一つのメディアに偏るよりは何となく確からしそうな、気もする。 と言うわけで、IMDのランキングオブランキングはこちら。↓ FT Ranking of Ranking 手前味噌ですいません。 誤解が無いように繰り返し強調しておきたいのは、ランキングはそのプログラムを志望する理由にはならないと言うこと。各MBAプログラムは夫々異なる強みがある。IMDは特にその色が濃い。自分が求めるものが無ければランキングが如何に高かろうが、意味が無い。これを誤ると残念ながら取り返しがつかない。因みに、事実として多くの同級生が、欧州やアメリカのTOP Schoolからも合格を得ながら、IMDを選択している。一方で、その逆も少なからずあると想像する。そこにはランキングとは無縁の各人固有の軸があることを改めて強調しておきたい。
by tomoimd
| 2007-01-31 09:55
| IMD・CLASS
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