ただいま、最後のLeadership paperと格闘中。これで、3作目かな。書き直しも含めると、5本目だか、6本目。突き詰めると、IMDのMBAは、これに尽きるのではないかとしみじみと思わされるところも多い。
プログラム開始前に、自分の身上書みたいなものを延々と書かされたところに始まり、そんな自分の生い立ちへの気づきを元に、その自分がチームに置いてどのような役割を担うのか、その役割が誰にどのようなインパクトを与えるのか。チームの行動は、他のチームにどう影響を与え、如何に自分達は他のチームから影響を受けて居るのだろうか。担当教官との関係は?チーム内の仲良しグループの存在は?プライベートや仕事探しのプロジェクトに与える影響はどうだろうか。最初に決めたグループ内の役割分担は、どのように決めたのだろう?そこにはどんな意図が既にあったのだろうか、それともなかったのだろうか。実際には、決められた役割はどの程度有効だっただろうか。実際の意思決定者は誰だったのだろうか、そしてそれは何故だろうか。 可能な限りあらゆる角度から、groupのdynamicsを解きほぐしていく作業を通じ、実社会でも日々同様に生じる力関係を理解する力を鍛える、Leaderにとって不可欠な力をMBAの仲間相手に1年間を通して実践演習させてもらっているようなものだ。 恐らく、日常的になんとなくそうだろうと気が付き、その気づきを元に行動していたであろう事象を改めて自らの言葉で文章に落としていくという作業を通じることで、そのぼんやりとした気づきをはっきりとした仕組みとして自身のツール化することが出来るように思う。ブログを書くことも同じ、書くことによって日々感じるぼんやりとした感情をより明確化し、自分のたんすの引き出しにしまいやすく整理しているのだ。 というわけで、最後のLeadership Paperは、これまで以上に力を入れて書きたい。将来、leadershipを発揮すべき局面に置いてどう取り組むすべきかのヒントを、少しでもそこに記しておくことが出来ればと思う。
by tomoimd
| 2007-10-19 01:02
| IMD・CLASS
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