昨日、荒天の雪山からひぃひぃ言いながらLausanneへ汽車で戻り、13時過ぎだったこともあり、駅周辺で何か軽く食べてから帰るか、と言うことになった。
早速目に飛び込んできたのは、赤と黄色の大きな”M”の字。大好物のマクドナルド。考えてみると、暫く食べてない。ファーストフードと言えばケバブばかりで。迷わず、我が家はマックへ突入。とても綺麗な店内には、少しシックともいえるテーブルや椅子が並べられていて、さすがはヨーロッパ、なんて勝手にその理由を欧州的なものに帰結させて胸を躍らせてレジへ。 チーズバーガーと、ポテトとコーラのセット。フレンチフライ大好きだし、サイズアップもしちゃえ。それからケチャップも2つeachぐらいは必要。ところで、幾らぐらいなんだろう? ”Sfr 10.90(サイズアップ +Sfr 1.00) =Sfr 11.90 (約1,100円)。。。。。。” は????? 日本で言うところのバリューセット(イマドキ言わない?)。昔、同じセットがサンキューセットとか言って、390円じゃなかったっけ?同じものが1,110円。二人で頼めば2,200円。 おまけにケチャップを頼むと、一つSfr0.40.。。。。気軽にもっと3つも4つも頂戴とかいえない。 スイスのマックの噂を多少小耳に挟んだことはある。だけど、それを実際に体験するとあごが外れる。不思議なのは、それでも店内は意外と混雑していること。この値段でも人はわんさか来ている。同じマクドナルドで、値段がここまで違うのはどう考えても変な気がする。例えば、スタバなんかは全世界統一じゃなかったかなコーヒー一杯の値段(明日、Lausanneで行ってみよう)。想像するに、あのフレンチフライとかバーガーのパテやバンズなんか、全世界同じじゃないのかな?何かが絶対にオカシイ。 スイスの生活費は、確かに高いのだけど、スーパーなんかで野菜やら食材を見ていると、違和感を覚えるほど高いと言うことはあまり無い。日本、香港と経験した後の感覚なので、若干のバブル感はあるかもしれないが、それにしてもマックで経験するほどの高値感はない。 実は、マックに限らず外食一般が非常に高い様に思う。例えば、今日のランチ代。ちょっとそこまで散歩、といってレマン湖沿いのカフェで僕はピザとコーラ、奥さんはラザニアとコーラを飲んだ。これで、Sfr48(約4,700円)。気軽に散歩なんか出来やしない。 安値感があるのは、Migrosで買うスペイン産のみかんぐらいかな。一袋Sfr 2.60。10個ぐらい入っていてとても美味しい。 リタイアした団塊世代がアジアの生活費の安い土地で数年間悠々自適な暮らしをしながらお金を貯める、みたいな話をテレビで見たことがあるが、こっちはその真逆。ぼけっとしているだけでも、貧乏になりそう、そんな感覚に襲われる土地だ。 アルプスは本当に綺麗だけど。 (拝観料が生活費に込みなのかな。。)
by tomoimd
| 2007-01-04 05:49
| Lausanne
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