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坂道発進から、早くも1週間。漸く、自宅にADSLが繫がった、なんとなく怪しげな方法で。
そんな間にクリスマスが過ぎ、IKEAへの買出しも2度ほど済ませ、Genevaまで在留届やら何やらを出しに行ったり。 残念なことにデジカメのケーブルが引越し荷物の中で、まだないため、ローザンヌのクリスマスの綺麗な街並みをアップできない。ホント残念。やっぱり画像がないと、雰囲気が伝わらない。(=表現力が乏しい。。) ところで、昨晩初めてIMDのクラスメートの集まりに顔を出してきた。帰宅は、3時。治安が良い小さな住宅地の徒歩圏に多くの学生が居を構えているため、時間を気にせずに飲み明かす。そこで感じたことを幾つか。 やっぱり、IMDの学生は、若干大人。話題が、エアラインのビジネスクラスのシートはどこが良いとか、そんな話になる。おっさん臭い。クロアチアのIvicaがfootballやろうよ、と言い出しても、やろう、やろう!!なんてきゃぴきゃぴしてるのは、僕ぐらい。。ちなみにIvicaは、4歳年下ながら、立派なオーナー経営者。クロアチアと言えばサッカーしか思いつかなかったで、聞いてみたら彼のシステムでクロアチアのサッカー協会は動いているんだって。W杯のチケットも取れたし、日本戦は生観戦したと騒いでた。日本人の女の子も皆、良い子ばかりだと。全然関係ないけど。 それから、やっぱり多国籍ぶりがすごい。昨晩は、12名が集まり、国籍は9カ国。母国外に生活拠点を移して仕事をしている人間が9名。たまたまこの時期にローザンヌに残っている組がぶらっと飲もうよと誘い合った集団を分母とした比率なので、偏りはなさそう。これが1月には、90名に増える。母国を離れての職務経験が豊富なので、夫々に母国とその他の国の対比の感性をはっきりと持っている。言い換えると母国のことを客観的に理解し説明できる。なので、結構、濃い。ところで多国籍であることは、ビジネススクールにそれを期待する人もいれば、そうでない人も居る要素だろう。ファイナンス理論をがっちり学びさえすればよい人間にとって、誰がどこの国で何をやっていて、そいつが隣に座っていようが関係ないかもしれない。ただ、世の中には色んな奴がいるなぁ、ってことをしみじみと感じることに価値を置く人。そんな体験をこの上なく価値のある面白い体験と感じ、そこから大いに刺激を受けたいと願う人、そんなグローバルな視座は、今日的なビジネスパーソンとして当然に求められるもののではないか、なんて考える人間にとって非常に効率的な環境。だって、そこかしこに彼方此方の国の出身者がいて、そいつが更にその外の国で仕事をした経験を持って話をしてくる。その国を母国とする人間がその脇にいる。例えば、昨晩は、シンガポールでシステム関係の仕事をしていたノルウェー人、Dubaiでbankingの後、新規事業立上げのコンサルをやっているインド人女性、そして香港でバナナの仕事をしていた僕が、シンガポール、ドゥバイ、香港という似通った機能国家のこれからについて意見交換をしてみたりした。そこにシンガポーリアンや香港人がいる。で、結局、どこに住みたいかな、なんてことを考えてみることになる。遊びの話題も、国を超えている。特にヨーロッパ勢は、その傾向が強く、どこどこのなんとかっていうクラブはイケテル、とか言う話が、何故か皆で共通する。繰り返すけど、クロスカルチャーであることを面白いと思う人もいれば、だからどうしたと思う人も居るだろうとは想像する。僕は、圧倒的にそのことを面白いと思うのでこの環境に価値があると考えている(勿論、現実のビジネスワールドはそれほどちっぽけでも判りやすくもないことは理解出来るけど)。 最後は、やっぱり、インド人は話が長い。噂に違わぬ活躍を見せてくれた。口数が多い方ではない自分にとっては、インド人に限らず、この手のパーティーで延々と議論を続ける彼ら(=欧米的なもの?)のおしゃべり好きには本当に感心させられる。兎に角、人の意見にかぶせるように話続ける。延々と話す。そしてあっと言う間に3時を迎える。まだまだ話し足りないと言わんばかりの表情に驚く。あれは、一種のホスピタリティとかエンターテイメント、エチケットの類なのだろうか?初対面だよね?それって大した話題じゃないよね?ってことも、力を抜かない。日本人コンビは、家路に着きながらそのことを返す返す、『あれって、なんなんだろうなー?』と。ま、その内、中身のある奴と無い奴が篩いにかけられるんだろうってことで整理をつけた。しかし、あの調子で朝の8時から明け方3時4時までの生活が少なくとも半年続くかと思うと、身が細る。 とまあ、振り返ると至極当然のようなことを感じて帰ってきた。明日から正月明けまでChamperyへのスキートリップに合流する。荷物が遅れたお陰で道具一式全くないのが残念ながら、多くの学生が参加するとのことなので、また延々と続く議論に体を慣らせに行こうと思う。 ところで、宿題の4冊の内、未だに1冊も読み終わらない。ペーパーは、3ページぐらい(20page中)。クラスは8日スタート。引越し荷物が5日に届き、その日はPE Clubの第一回会合も予定しているので準備もしなきゃならん。new year partyだなんだって話もあるし、車買わなきゃだし、面接時にCaseを一緒にやったAdam夫妻との晩飯の約束もある。 全く、今のところ何をしに来たのかわからないことになりつつある。。 ▲
by tomoimd
| 2006-12-30 03:46
| Lausanne
10年ぶりのマニュアル車を運転、しかも左ハンドルのトラックを急な坂道だらけのローザンヌで。IKEAで借りるなり、駐車場から脱出するのに約4回ほどエンストを経験し、警備のお兄様は『大丈夫?』ってな不安顔で近寄ってきた。汗掻くこと1回目。
そのままGenevaへ行く必要があったので、そんなエンスト劇の5分後には、高速道路デビュー。その前に、こちらのラウンド型の十字路に早々に悩まされ。小汗掻くこと無数。 目的地の日本人宅で引き受けることとなったソファは、これが存外に重くて、一体誰がどうやってこれを運ぶの?とはてなマークがまた増えるも、まあ、後でゆっくり考えることにする。 その後、AubonneのIKEAに再度戻って、家具なし住居で始まる明日からの生活に必要なものを最低限買い揃え、バンに押し込む。 ローザンヌへ向かう頃には、日が傾き始める。市内の道は、絶対に坂道で止ることが無いような経路をたどろうと入念に調べたにも拘らず、あっさりと間違えて最も低地からのスタート。やむを得ず、物凄く幅が広めの坂にチャレンジするも、ギアを3速のままだったがために、途中でストップ。坂の満々中で、IKEAのバンが立ち往生です。周りの皆さんにどーんとよけてもらっての教習所以来の坂道発進。クラッチを踏み込んで、アクセルを3千回転弱に、ゆっくりとクラッチを緩め始め、同時にサイドブレーキを緩め始める。幸運にも、一発で脱出成功。滝汗2回目。 アパートの地下駐車場からアパートに直接運び込むことが出来る優れものの建物のため、とりあえずバンを地下駐車場に停めて、荷物を運び込もうとしたところで、今日1の汗。坂を下る途中で、”1.95m”の文字が目の前に近づく。『あれ?このバン、背、高くねーか?』急ブレーキ。 嫁さんに外へ出て計ってもらうに、これ、入れない。。。地下駐車場の入り口の坂を下り、眼前には1.95mの高さの壁が迫る状況で、立ち往生。今度は、バックの坂道発進。しかも、行き過ぎれば、そこは交通量の多い街道。これ以上多くは語りません。 最後は、先送りしていたソファを誰が運ぶかという宿題。ここが神様の存在を信じた瞬間だった。ソファというHeadacheを先送りし、まずは運ぶことの出来るその他家具を下のスーパーのカートを拝借して運んでいた。その真っ最中に、同級生のFumiがたまたま携帯電話に電話をしてきたのだ。丁度、プリペイドの携帯をゲットしたところで、とりあえず番号を教えようと思って、と言う主旨だった。と思う。無論、このチャンスは逃さない。『頼む、助けて。』 MBAに来るやからは、何かと面倒見の良いタイプが多い。それに完全に甘えまくり。お陰で無事、山場を乗り切った。因みに、Fumiは、同じタイミングで日本を出発したのだが、なんと家族が流行のノロに捕まり、Geneva/Lausanneとともにグロッキーらしく、漸く立ち直りつつあるところなんだとか。はい、手洗い・うがい励行。 最後に、IKEAにVanを返しに行く必要があった。外は真っ暗。高速は渋滞。相変わらず、1速から2速へ入れる時にがたつくし、時々、ギア入らないし、挙句、右側通行を忘れそうになるし。漸く辿り着いたと思って、高速をおり、IKEA方面へ辿り着くためにローリング式の例の奴に入ったところ、何故か、気がついたら、元の高速でGenevaに向かっていたり。 本当に最後のおまけは、クレジットカード飛んで行っちゃった事件。Vanの支払いをIKEAのレジでやろうとしたら、僕のクレジットカードどっかへ飛んで行ってしまい、捜索に40分。IKEAらしいな、と思ったのは、レジを解体する羽目になった際に、結構、皆様嬉々として、ご自慢の工具を利用して分解していったとき。結局、あったので今や笑い話なものの、無かったら笑えない。だって、銀行はクリスマスで明日から来週水曜まで開かず、ATMのカードはまだ完成してないので貰っていないし、現金そんなに持ってないし、カード他に無いし。。。 まあ、疲れた1日です。 明日、ついにアパートメントへ移り、本格的な生活が始まります。 明後日以降、町はクリスマス休暇で何もなくなるので、明日が正念場です。 ▲
by tomoimd
| 2006-12-23 06:50
| Lausanne
夕食3回のうち、2回で、頂くことになったのがケバブ。どこの街へ行ってもそうだけど、生活を始めて、まず困るのは、胃袋が追いついてこないこと。香港に赴任した際には、1週間で中華が駄目になったことがある。日中の町中に漂うむせ返るようなあのにおいだけで戻しそうになったものだ。今回の駄目なやつは、パン。朝のクロワッサンは美味いが、昼飯のサンドウィッチに始まり、キッシュやらバゲットやらを食べ、更に晩飯も軽くすまそうとするとパン系にどうしてもなってしまう(脇道にそれるが、やはり牛乳は美味い。)。で、コレを辛うじて避ける手段がケバブ。正確には、かなりパン食に近いのだが、それでもなぜかなんとか行ける。という訳で、ホテル暮らし3泊目で2回目のケバブ。
人間の慣れるという能力は、ものすごいもので、既に外の寒さが大したことがなくなりつつある。本日の日中の気温は、0℃。夜7時頃に外を歩いていた頃は、あまりの気持ちよさにふらついてしまうぐらいまで肌が強くなっている。その時点で温度計が、3℃をさしていたので、実際にも若干寒さが和らいだ感があったかもしれない。それにしても、順応が早い。ちなみに、娘は既に夜の睡眠と昼寝のペースが完全に現地時間になりつつある。石畳の上、急峻な坂道だらけのローザンヌ市街を歩き回るおかげで、足は既に筋肉痛パンパン。それでも坂道の上り方になれて来た。きっと、パン食にもすぐになれるのだろう。香港の例で言うと、後半は毎晩中華でも胃も口も全く問題が無いまでになっていた。今は、恋しくて仕方ない。 唯一、慣れない、というかどうしようもないのがフランス語。想像以上に、町中で英語が通じない。UBSのカウンターですらかなり微妙だったりする。買い物時の店員なんて、まず通じない。これは、案外と困ったことになる。例えば、アパートの管理人さんが英語が通じない。今日は、わざわざ彼女とコミュニケーションするためにMBAオフィスの人間2回、ホテルの人1回、通訳として電話してもらった。明日は、週に1度だけ割り与えられる大事な洗濯の時間である、彼女に会って洗濯カードをゲットしておかないと大事態に陥る。それにしても週に1度しか割り与えられない洗濯って、小さな子供がいる家庭はかなり深刻な事態ではある。 明日は、ついに家具の購入と搬入。IKEAに予めトラックのレンタルをアレンジ、その場で買って運ぶということを画策している。更に、ジュネーブで急遽引っ越しが決まった日本人がいると聞きつけ、そこまで家具を割安で譲って頂きに行こうともしている。ちなみに、スイスは左ハンドルでほぼマニュアルになる。地図を持たないので道を知るすべは無く、道路標識はフランス語。トラックは、結構ばかでかい。誰に電話しても、『トラックは、誰が運転するの?』と聞かれるが、明後日には、アパートのふかふかのベッドで家族3人が川の字に寝るためには、明日1日で決着をつける必要がある。。 どうか、坂道の途中で坂道発信の練習とかさせられませぬように。 ▲
by tomoimd
| 2006-12-22 06:07
| Lausanne
たかだか1年の学生生活に自動車なんて贅沢、という意見もあろうが、やはりそこは僅か1年だからこそ存分に生活を楽しみたいがゆえの必需品だという意見もある。完全に後者の思考パターンにある我が家は、学校紹介の2大中古車Dealerに電話をしてみた。
1社目。英語が出来る人間が席を外しているため、折り返して欲しい、と。 2社目。早速英語が出来る人間が出る。対応も極めてフランクで、じゃあ、後でそちらに行くよ、と言うことになる。 再度、1社目。英語が出来る人間が出た。 『予算は?うちは25,000フランから30,000フランのものしかないよ。あ、Smartが18,500であるけど、そのぐらいかな。』 『安い奴?だったら、レンタカーの方が良いんじゃないの?』 『オートマ?うちのWebで調べなよ。入力したら直ぐわかる。え?Frenchしかない?そのぐらい分るだろ。』 は?あのスマートの中古車が18,500フラン?(180万円?) 高すぎる。。。。 とは言え、まずは気を取り直して、タクシーで2社目のDealerへ行ってみた。確かに、高い。でも20,000フラン以下でも車はある。が、確かに、車はある、という程度で、状態はどうなのかよく分らない。残念ながら、色々な注意書きも全てフランス語だし。それでも何とかめぼしいものを幾つかピックして、例のFrankなお兄さんに情報収集。ポルトガル人の彼は、愛想がよく(商売上手?)、色々と教えてくれた上でホテルまで送ってもくれた。曰く、そのDealerの45%は、ルノーが持っているのだとか。確かにルノーの車が多かった。個人的には、ルノーの中古というと、若干ビビルところがある。どうしてもルノーの合間にあるOpelや、日本車に目が行ってしまうのは、日本人だけなのだろうか。 日没が17時過ぎには訪れてしまうため、試運転は本日はタイムアウト。結局、出直すことにした。目下の候補は、ルノー(2002年)、Opel(ミニバンとVectra。何れも2002年)、後は1999年のレガシーあたり。Opel Vectraのセダンの見た目が一番格好がよいのだが、走行距離18千kmの割りに、割安だった辺りに一抹の不安が残ってはいるが、まあ1年動けばよいという発想。 ところで、寒さは益々厳しさをましており、今日のメインイベントは娘の防寒対策。もこもこの寒冷地仕様ブーツ、タイツ、肌着、オムツ、ほほまで隠れる毛糸の帽子等を買い集めた。それでも、1日外をふらつくとほほは真っ赤にアカギレ(?)している。 H&Mという、来年日本への上陸が最近報道されたZaraやGapと同カテゴリーのショップの子供服売り場が非常に充実していた。大分以前より嫁はH&Mの大ファンで海外へ行くたびに、格安を理由に大量購入していたため、日本上陸のニュースを非常に喜んでいた。ただ、どうも日本へ行くと海外では格安チェーンなのに、それほど安値感が無いというお店が多いので、H&Mには、是非、日本でも海外同様の格安路線をしっかりと主張して欲しい。 ▲
by tomoimd
| 2006-12-21 10:36
| Lausanne
昨日、無事にローザンヌに到着。時差もあり、早朝に目を覚まして、Genevaをさっさと引揚げて、列車で40分。レマン湖を右側に眺めながらの列車の旅は、前回のInterviewに向かう際とは若干、趣の違うものがあった。
と言うわけで、ローザンヌのホテルに到着早々やることがてんこ盛り。 まず、IKEAに電話して在庫の有無を確認(無ければホテルの延泊が必要なので)。 学校へ行って、住居の賃貸契約書を入手する。 銀行へ行って、口座を開設する。 銀行で、家を借りる時のDepositを入金する。 郵便局へ行って、最初の家賃とかとかを振り込む。 これらを16時の物件引渡しの待ち合わせまでに完了させる。 書くと、たったの5行の作業が、結構大変。何しろ、お昼休みがそれぞれまちまちだし、どの手続きもFrenchだったりするし、銀行で払えるのかと思ったら郵便局に回されたりとか。結局、同じ道を3度往復する羽目に。 家族で動くことを試みるも、実は、この日のローザンヌは地元民もびっくりの寒さだったようで、全く対策の取れていない娘があまりにかわいそうということで、嫁・娘をキャンパスのラウンジに待機させることに。本当に、歩いているだけで頭の痛くなる寒さ。美しい街並み、レマン湖畔の往復も、寒ささえ無ければ。。。兎に角寒くて。 なんだかんだありつつも、無事に物件の引渡しは完了。中身も何も見ずに決めた物件のわりには、非常に便利な環境且つ新しく、内装も綺麗でとても満足。欲を言えば、折角のヨーロッパ暮らしなので、それなりの趣があるようなところ(縦長の観音扉の窓ガラス越しに見える高い天井からのシャンデリアがある、みたいな(やりすぎか)。)にも住んでみたかったけど、まぁ、1年だし、利便性の優先で仕方ないかと。バスでアパートからホテルに戻る頃には既に回りは暗く、古くて趣のあるアパートの窓から漏れる明かりや、高い天井からぶら下がるシャンデリアみたいなものを垣間見ると、クリスマスの飾りも手伝ってか、羨ましい限り、だったんだけど、何しろ学生の身だから。 MBAオフィスでは、クロアチア人のIviciaに会うも、国名は、Greek?と聞こえるし、名前の発音もよく判らず。クロアチア人と聞いて、知っているのはサッカーの対戦相手だったことぐらいなので、安直にこいつサッカー上手そうだな、なんてことが頭をよぎり。 そんな感じで、ローザンヌ生活スタート。 ▲
by tomoimd
| 2006-12-20 15:10
| Lausanne
さて、Genevaに到着しました。日本の自宅を出発したのが18日朝7時半。Genevaのホテルに到着したのが、先程現地時間で18日夜21時。ってことは、日本時間で19日の朝の5時ぐらい?22時間か、長い。
長丁場にも拘らず、偉かったのは娘。むずがることも、わがまま大爆発も無く、かなり優秀でした。2歳4ヶ月とはいえ、傍若無人な親に連れられて飛行機移動が多かったせいか、これも大分慣れてきた模様。えらい。 飛行機は、成田発もParis発もどちらも遅れましたが、まあ、そんなもんだろうと言う気分。 想像通り、Parisでの荷物検査はかなり面倒でした。特に、成田発の飛行機が遅れたお陰で、Transitに10分しかないと猛烈に慌てていた我々にとっては、撃ち殺してやろうかと思うほどのパリのお兄さんお姉さんの対応でしたが、まあ、それも旅の一部。 明日は、朝からLausanneへ列車で移り、漸く新居の鍵を手に入れられるかどうか、と言った具合です。その為に必要な、各種保険の申込用紙が慌てて保険屋さんからメールで送られてきているので、これから整えて、明日の引渡しに間に合わせないといけません。 一事が万事、間に合わせ、滑り込みな感じですが、そういうタイプなので仕方ないですね。 兎に角、明日、無事に家の鍵を受取れますように、パンッ、パンッ!! ▲
by tomoimd
| 2006-12-19 05:42
| Lausanne
明朝、出発します。
日本滞在の2週間は、なんだか引越しの引越しと言う感じで、全く落ち着かず、いよいよ感が盛り上がるどころではありませんでした。 昨日、初めて纏まった時間を宿題の読書に割いたときに漸く、そのことを実感出来た程度。それも束の間、今日は、明日の出発へ向けて荷造り、改めて遣り残したことが無いかを確認していたら、まあいろいろあって、自分の詰めの甘さを大いに反省しているところです。生まれながらに、そういう性格のようで、どれだけ時間を作っても、こういう手続き系を漏れなくきっちりスケジュールどおりにやりきることが出来ません。諦めよう。 そうは言っても、いよいよ明日出発します。パリを経由してジュネーブに入り、一泊。19日にローザンヌに到着の予定です。懸案の住居もほぼ確定(契約してないのでまだ安心できませんが)。目下の悩みは、如何に短期間に寝て起きる程度のことが出来る空間を作りだすかと言うもの。家具なしの物件を選んだため、近所のIKEAに張り付きます。っていうか、1年間だけの生活だし、IKEAさまさまでございます。IKEAが無ければ、どうなったのだろうと思うほど。 問題は、このIKEA。在庫が無かったり、輸送がやたら遅い、さらには運賃がめちゃくちゃ高い等々、これまた一筋縄では行きそうに無いと言うこと。しかもフランス語。。そうは言っても、ここは正念場なので、へばりついてでも、完成させます。今週の内に。 2週間弱の日本滞在は、香港での経験も含め、色々と感じるところ、思うところ多かったです。美味しかったところも多かった、と言う部分も付け加えて置きます。 それにしても、日本には日本人が一杯居るなぁ、なんて当たり前のことをぼけっと考えつつ、卒業できんのかな、と毎日びびりながら、卒業後は何しようかなと悩み、荷物送りすぎたかなと反省し、ご親族に甘やかされ続ける娘を脇目に、読みきれない本を抱え、書い足し、さあその日を迎えてしまいました、なんて感じです。 なんにしても、十分にそれを実感することなく、時差8時間ある欧州への生活基盤の移動と、Boots Campと言われる軍隊式、垂直立上げ型ビジネススクールの始まりというとてつもなく大きな出来事が僕の身には起きつつあります。 やばい。 けど、行って来ます。 ![]() ▲
by tomoimd
| 2006-12-18 00:07
| 雑感
今日は、MBA Diary 2006にクラスメートが投稿しているのでそのまんま転載。
Seanは、中国は広州で働いているアメリカ人。母国を離れてキャリアを積んでいるというのは、IMDが好むパターンその①。かなりの学生が、母国外をベースに仕事をしている。 Guest entry by Sean Ryan Unsubscribe Today's guest entry is written by 2007 MBA Candidate, Sean Ryan, American The past couple months have been nothing but hectic with no end in sight until a brief respite over the Christmas holidays. What's made this time so hectic is that I have been going thru the interesting challenge of working to expand our business and work more closely with our customers while at the same time pulling back from the operation and working to get my replacement up to speed. I sometimes feel like I'm being pulled from both ends. I want to get out there and make as many beneficial business contacts as possible but I also feel that being the face of my company now is not entirely fair to our new customers or to my replacement. Just telling long-term contacts who'd developed into friends that I am leaving is a difficult task. I hadn't realized how hard it is to tell a customer whom you've nurtured from their initial contact with the company that they w! ont be dealing with you anymore. Of course, every one of my future classmates is going thru this same thing on one level or another. It's the excitement that I feel about meeting a new group of intelligent and motivated people that makes any extra pressure I've put on myself the past few months worth it. From what I hear I'm going to be faced with a year of interesting challenges and exciting opportunities. I can't wait to get started on this next chapter of my life and I look forward to sharing it with everyone at IMD! Sean Go to the MBA Diary ... ▲
by tomoimd
| 2006-12-13 18:03
| MBA Diary from IMD
出発を来週に控えています。それでも週末を一つ多くして、約4日ほど延期したのですが、効果はあまりなさそうです。
何しろ家が、決りません。。。 やはり、と言うべきかもしれませんが、物事の動きも当たり前の如くものすごーくスロー。しかも、堂々とスローなので、どうしようもないです。 スローと言えば、フィリピンもやたらとスローですが、大分様子が違います。何しろ、誤りません、全く。全然。どうしてだろ?? ホテルのreservationも然り、全然間違った宿泊料金を案内してきていたらしく、いざConfirmation送ってと言ったら、急に一泊の値段が高くなってました。それでも、謝罪ゼロ。 『で、予約とるの?取らないの?』 というメール一行届くばかり。 ありえねーーー!!! 先が思いやられます。 そういえば、本日より、晴れてぷー太郎です。 一日が長いですね。予習しなきゃ。 ▲
by tomoimd
| 2006-12-12 20:26
| Lausanne
昨晩、初めてIMD卒業生の会合に出席させて頂きました。料理はもちろんチーズ・フォンデュ。固めのパンにキルシュを少し浸して、その後にとろけたチーズをめいっぱいつけて。とか、判った風なことを言っていますが、外でフォンデゥを食べるのは初めてで、手取り足取り教えて頂きました。おいしかったです。
IMD卒業生の某企業社長就任パーティーだったのですが、十数名の会で、一人一人の方々とゆっくりと話すことが出来ました。この、手の届くサイズ感が、IMDの良さだな、と改めて感じました。 驚いたことは、20年前の卒業生も昨年の卒業生も街の話題や教授の話題を全く同じ固有名詞を使って話していたこと。変わらない環境に身を置いた時間はという共通体験は、このコミュニティを更にタイトなものにするのに大いに役立っているようでした。 と、共にその結束感を更に強めることに一役かっているのが、厳しいプログラムにあることも間違いなさそうでした。異口同音に聞こえてきた声は、 『最初の半年はきつい。先ず、3ヶ月目で必ず体を壊す。』 というもの。トイレに篭り涙する日々だったこと、如何に生き延びるかのみを必死に考え続けた日々であったこと、サバイバルのテクニカルアドバイスもとにかくPracticalで価値のあるアドバイスばかりでした(赤紙1枚もらったら、まずProgram Directorを食事に誘う、とか。)。 強烈な体験を変わらない環境で提供し続けることを通じて、時代を超えた人的ネットワークを築き上げていくという継続的な作業は、まさにknit(紡ぐ)という言葉がぴたりとあてはまります。そのknitの目の一つになることが出来るということ、それこそがMBAの最大の資産の一つのように、僕は考えています。 ▲
by tomoimd
| 2006-12-08 11:49
| IMD・CLASS
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