昨晩、初めてIMD卒業生の会合に出席させて頂きました。料理はもちろんチーズ・フォンデュ。固めのパンにキルシュを少し浸して、その後にとろけたチーズをめいっぱいつけて。とか、判った風なことを言っていますが、外でフォンデゥを食べるのは初めてで、手取り足取り教えて頂きました。おいしかったです。
IMD卒業生の某企業社長就任パーティーだったのですが、十数名の会で、一人一人の方々とゆっくりと話すことが出来ました。この、手の届くサイズ感が、IMDの良さだな、と改めて感じました。 驚いたことは、20年前の卒業生も昨年の卒業生も街の話題や教授の話題を全く同じ固有名詞を使って話していたこと。変わらない環境に身を置いた時間はという共通体験は、このコミュニティを更にタイトなものにするのに大いに役立っているようでした。 と、共にその結束感を更に強めることに一役かっているのが、厳しいプログラムにあることも間違いなさそうでした。異口同音に聞こえてきた声は、 『最初の半年はきつい。先ず、3ヶ月目で必ず体を壊す。』 というもの。トイレに篭り涙する日々だったこと、如何に生き延びるかのみを必死に考え続けた日々であったこと、サバイバルのテクニカルアドバイスもとにかくPracticalで価値のあるアドバイスばかりでした(赤紙1枚もらったら、まずProgram Directorを食事に誘う、とか。)。 強烈な体験を変わらない環境で提供し続けることを通じて、時代を超えた人的ネットワークを築き上げていくという継続的な作業は、まさにknit(紡ぐ)という言葉がぴたりとあてはまります。そのknitの目の一つになることが出来るということ、それこそがMBAの最大の資産の一つのように、僕は考えています。 #
by tomoimd
| 2006-12-08 11:49
| IMD・CLASS
知らなかったが(またしても無知)、スイスの住宅事情は、香港に負けていないらしく、家賃がべらぼうに高い。おまけに、古い物件が多いそうだし、大して広くも無い。まして香港時代は駐在なので家賃は会社から出るが、今回は、自費だ。えらいこっちゃである。寝ているだけでも毎月20万円を超えるお金が世のお金の循環に勝手に参加して行ってしまう。
1月からのクラスを前に、生活基盤を立ち上げるためには、クリスマスで街が静まり返ってしまう前に、ある程度の準備が必要になる。となれば、中旬には現地入りして、予めアレンジしたアパートになだれ込み、最低限必要な生活用具を買い足していくと言う作業が必要になる。 と言うことは、アパートをリモートで探さなければいけないということで、これは結構大変な作業になる。IMDは、入学予定者のみがアクセスできるサイトで、物件の紹介を行っている。主な物件は、前年度の学生のアパートになる。従って、家具つきのところも多い。勿論、学校からは徒歩10分以内の物件であることが殆ど。冗談かと思いきや、本気でアドバイスを受けるのだが、徒歩10分圏内に居を構えることが何より重要なんだと。理由は、昼飯時にぶらっと家に帰り家族の顔を見る時間を作らない限り、最初の半年間は、家族に会えない暮らしになるから。 一体、それってどんな暮らしなのだろうと夢は膨らむばかりなのだが、最終ラウンドで合格した人間にとって、この距離が厄介な問題になる。そんな近くに最早、家が無いのだ。First Roundは2月から始まっている。物件は、無論、早い者勝ちである。最後尾から追い上げを諮ろうにも、こればかりはどうしようもない。しかもローザンヌのOuchyという小さな地域に1年間だけ、家具も付いている、家族が住める広さのアパートを借りる、なんてのはかなり厳しい条件になる。 しかも、悪いことに我が家は住環境にうるさい。インテリア屋さんで働いていた嫁は居るし、僕自身、就職当時のボーナス全額をはたいて住んでいた部屋の内装を変えたことがある。たちが悪い。 学校紹介の物件に制限があることが判ると、今度は自前で探すことになる。ご丁寧にも近隣物件を紹介するサイトを紹介して頂けるのだが、これがまた曲者。言葉の壁が立ちはだかるからだ。ローザンヌと言えば、フランス語圏。一見すると英語のサイトなのだが、詳細情報はフレンチになっていたりする。全て英語でラッキーなんて思って、質問のメールを投げると、意味不明の返信メールが来る。フランス語だった。 そこで大活躍なのが、こいつである。 google translate 便利になることは良いことだが、このまま行くと人間は基本的にバカになるだろう。 12月を間近に控え、勝手に、お正月持ちつき大会 in LausanneやらChampery Ski trip、IMD PE Clubの立上げなど課外活動に目一杯精を出しているが、肝心のこの手の詰めが、全く進んでいない。 またしても上海蟹にむしゃぶりついたシンセンから、お届けいたしました。 物件探さないと。。 #
by tomoimd
| 2006-11-22 00:08
| Lausanne
IMDの学生が日々の生活を生々しく、毎日発信しています。
より細かなIMD学生の生活ぶりを知りたい方、IMDの受験を考えている方、MBAの学生ってどんな感じ?といった興味のある方、是非、参考にしてみてください。 MBA Diary #
by tomoimd
| 2006-11-19 03:24
| MBA Diary from IMD
-留学先 IMD Class of 2007
-年齢・性別等 31歳 男性 既婚 長女(3歳) 長男(0歳) ‐職歴 総合商社7年9ヶ月 投資関連業務 ‐海外経験 0‐4歳:ボストン、29‐31歳:香港(駐在) その他、旅行多数。 ‐趣味・興味 スポーツ(アイホ、屋外モノ)、写真、旅、教育、歴史、バイアウト。 -ライバル 松井秀喜 ‐WHY MBA 1.世界のトップレベルを体感したい。 2.纏めてお勉強したい。(短期集中型・瞬発力体質) ‐WHY IMD WHY MBAを満たす要素が揃っていた。 出身国40カ国を超える同世代(平均31歳)、90名とのboot camp style の1年間。その多くが既に母国以外での職務経験を有していることは 特筆されるべき。 ‐1年間の目標 ”STRETCH” ‐ブログについて IMDでの日々を記録するつもり、 なんだけど、時間を取れるか甚だ自信がない。なので、全く更新されない、 コメントに返信が無い、といったことは、当たり前になりそう。 予め、ゴメンナサイ。 #
by tomoimd
| 2006-11-19 03:21
| 自己紹介
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